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いきなり神戸に登場。
ホテルの1フロア全室を貸し切って会場にするアートフェア、以前から興味はあったが、 今回初めて「神戸アートマルシェ2012」に行ってみた。 東京・大阪・兵庫・京都などから30ほどの ギャラリーが集い、各部屋で作品を展示。 地理的に離れた場所にある実力あるギャラリーが 一堂に会するので、効率的に回れる良い機会。 ホテルのラグジュアリーな部屋が各ギャラリーの ブースになるので、大きな会場をパーティションで 区切った無味乾燥な空間とも異なり、行きつけの ギャラリーの見慣れた風景とも、またひと味違う 雰囲気が楽しめる。 ホテルの部屋でアートを展示する意義は、寝室やリビングルームなどの居住スペースに、 いかに作品を飾って、アートを日常生活に取り入れるかを来場者に実際に体験してもらう ことだと思うのだが……。 ギャラリーの「売ってナンボ」の気持ちは分かるが、とにかくどのギャラリーも 作品を持ち込み過ぎ。四方の壁一面に作品を隙間なく並べ、本来寝る目的で設置された ベッドの上にも地雷のように作品を置きまくり、座ってくつろぐはずのソファーにも 作品が所狭しと居座る。 アートに占拠された部屋に、心安らかに住まう自身の姿など想像できまい。 作品数は多いが、ディスプレーの技とセンスで奇跡的に空間を広く見せていたのが Maeda Hiromi Art Gallery (以前ブログで紹介させていただきました)。 洗面台のディスプレーがユニーク。 質の高い作品を持っているギャラリーはいくつかあったが、作品を活かすも殺すも 展示の仕方次第かな、と。 せっかくのホテル空間なので、ギャラリーは売りたい気持ちを抑えて、 展示の仕方を提案する側に回って欲しい。 例えば極端な話、紹介するアーティストをひとりかふたりに絞って、作品展示も 思い切って2、3点に抑える。作家の他の作品やプライスはカタログで紹介すればいい。 来場者が作品に興味を持った時に、ギャラリストが作家の紹介や制作過程を 丁寧に説明できれば、ギャラリーの信頼度もUPするはずだ。 商売っ気がない方が逆に売れる時代なのでは。 「引き算の美学」を大胆に実施する勇気あるギャラリーが出て来てくれることを期待。 Maeda Hiromi Art Galleryで面白い作家さんにお会いできた。 日本画家の高村総二郎氏。夏に開催された『SENSE展』から扇子を何点か展示。 近くで見ると非常に細やかな絵付けで、高村氏のただならぬ個性と技量に驚く。 木箱の彫りも、扇子の絵柄とマッチさせるこだわりようだ。 日本画家で刺青がテーマ、お会いする前は気難しい人柄をイメージしていたが、 実際に話してみると、非常に丁寧な受け答えで、尚且つ独特のユーモアを醸し出している。 実は今回神戸アートマルシェに行った理由は高村氏に会うためだ。 確かな技術力に裏付けされた独特の世界観、そしてシリーズ毎に全く異なる作風で、 意表をつく作品を発表し続ける高村氏に俄然興味を持った。 画法は日本画だが、ユーモアやアイロニーが覗く作品の数々はコンテンポラリー・アート。 なんだか面白い。 ということで、高村氏の詳しい作品紹介は次項に譲る。 次ページに続く……。 To be continued......
by azzurrotree
| 2012-10-16 21:51
| Japanese Art/日本美術
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