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今回もロサンゼルス滞在中にいくつか展覧会をハシゴしたが、まずは文章少なめで済む娯楽性の高い展覧会から紹介。
まずはLACMAで6月末まで開催していたStanley Kubrick展。 前回のTim Burton展が入場者数36万人という驚異的な記録を打ち立てて、LACMAは味を占めたのかもしれない。Kubrick展も8ヶ月の開催期間で入場者数24万人、前回ほどではないにしろ大健闘だ。ロサンゼルスは映画の街だし、映画監督の業績を取り上げた展覧会も「たまに」なら悪くない。 入り口が真っ暗なので少々ビビったが、中に入って納得。Kubrick監督作を大きなスクリーンで上映中。ちょうど遺作となった"Eyes Wide Shut" (1999)が掛かっていた。当時夫婦で共演して話題を集めたトム・クルーズとニコール・キッドマン主演。んー、よくワカラナイ映画だったな。ストーリーもほとんど覚えていない。ま、"A Clockwork Orange" の上映でない時に来てヨカッタか……。 スクリーンの奥の部屋から展示がスタート。 いつもながら広い空間を最大限に活かした展示に胸が躍る。LACMAは展示のレイアウトが秀逸だ。広い空間を埋めるというのは案外難しい。趣向を凝らした展示はさながらディズニーランドの趣。 意外にも報道カメラマンからキャリアをスタートさせたKubrick監督。 当時の時代がかったカメラをご覧あれ。 Kubrick監督、カメラマン時代の写真は構図やアングルが今見ても斬新。 展示に一番スペースを割いていたのが"2001: A Space Odyssey" (1968) 『2001年宇宙の旅』の小物がいろいろ展示されていたが、未来的な造形が今見るとレトロ感あふれていて面白い。 R指定ばりの展示が多過ぎな"A Clockwork Orange" (1971)。 『時計じかけのオレンジ』の世界観をこんなにリアルに再現しなくても良いのに、と思わせるキッチュでグロテスクな展示。ギリギリOKな写真だけ紹介しておく。 こちらは"The Shining" (1980) タイプ用紙には"All work and no play makes Jack a dull boy."の一文が延々とタイプされているのだー。 奇才(鬼才?)と言われたKubrick監督の作品が一堂に会した展示は、そのスケールに違わず会場もやけに広過ぎて、とても1回足を運んだだけでは全部見切れない。展示数が100を超える展覧会でさえ、ケッコウ疲れるのに、Kubrickの展示数はなんと1000点越えである。Tim Burton展もそうだが、映画の展覧会は展示数が多過ぎて、入り口付近は期待感でお祭り気分だが、出口付近はもうヘロヘロである。 展示を観て感じたのは監督の異常とも言えるこだわりである。映画に使用されるレンズの数も尋常ではないし、デザイン・脚本・音楽すべてコントロールしないと気が済まないタイプだったらしい。 確かに美術館レベルで展覧会が可能な監督といったら数は限られるだろう。名前を挙げるとSteven Spielberg, George Lucas, Tim Burton, Stanley Kubrickくらいか。特に後者2人はだいぶ奇天烈な作品が多く、美術展向きかもしれない。確実に集客が見込める展覧会なので、今後もLACMAはこの手の映画モノをまた企画しているのかも。
by azzurrotree
| 2013-08-04 23:11
| Movie/映画
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Comments(2)
お元気でしょうか?これ見たかったんですよね〜。でもこのブログで見る事が出来て良かったです。
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Commented
by
azzurrotree at 2013-09-02 02:04
いつもBig thanks! 日本でも話題の展覧会でしたか?それにしても興味の範囲が広いですね!いつも感心しております。
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