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「Holiday seasonにアートを贈る」という想定で、寒い冬の季節に心ときめくギフトを思いつくままに挙げてみる。
まずはコラージュ作家、山本佳世による月をテーマにしたミニブック & カレンダーを紹介したい。 ミニブックは表紙の黒がフェルトのような不思議な素材で、中はアコーディオン(蛇腹折り)になっている。 「月」という名詞 + 短い動詞の単純な組み合わせだが、月とその後に続く動詞のあり得ない組み合わせが純粋に楽しい。月が昇って沈むまでの1日の冒険奇譚が進行していく内容になっている。 月がキャベツから出てきたり、月をデザートに見立てるとか、作家の発想力に驚きの連続で次のページに何が出てくるか待ち遠しくなる本だ。 「月はさまる」が個人的にツボに入った。 山本さん本人はエネルギッシュな方で、話していてもアイデアが湯水のように溢れ出てくる感じで圧倒されっ放しだが、作品に使うモチーフは古い海外のカタログや包装紙、雑誌などの印刷物なので、一見シックでレトロな雰囲気。しかしながらモチーフの斬新な組み合わせや色使い、レイアウトにはいつもハッとさせられる。コラージュ作家の中でも、端正さとユーモアが同居する作風はこれまでにないタイプのアーティストだと思うので、今後の活躍が楽しみである。 この月のミニブックも、もう少しストーリーを足して大型の絵本にしたら絶対に子供から大人まで幅広い層に愛される絵本になると思う。クラウドファンディングで資金を募って絵本化して欲しい。ゼヒ。 月のミニブックから派生したのが2019年版カレンダー。 月齢カレンダーになっていて、その日の月の満ち欠けがひと目で分かるようになっている。 クリスマス時期に来年のカレンダーを贈るのは実用的で良いアイデアかも。しかもこんなセンスの良いカレンダーなら間違いなく喜ばれそう。 サイズはあまり大きくないので、デスク周りに最適かも。壁掛けタイプのカレンダーなので、生活感溢れる筆者のデスク上に早速飾ってみた。 今後、山本佳世の個展が開催されるようなことがあったら是非ブログ記事にしてみたい。
by azzurrotree
| 2018-12-24 05:20
| Contemporary/現代美術
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